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神楽社会保険労務士事務所お知らせ

　厚生労働省は、一定以上の収入があると厚生年金が減額される在職老齢年金の制度を見直す方向で検討に入りました。高齢者の働く意欲を削ぐとの意見が以前からあがっていました。
　現行は賃金と年金の合計が50万円を超えると、超えた部分の2分の1が厚生年金から減額されます。これを62万円まで引き上げることや、もしくは制度自体を廃止する案を、社会保障審議会年金部会に提出します。
　また、保険料の算出に用いられる厚生年金の標準報酬月額の上限を、現行の65万円から引き上げる案も検討されています。
　年内に議論をまとめ、令和7年の通常国会へ法案を提出する見通しです。